めちゃくちゃ長くなりますが、私の乳がんについて書こうと思います。現在の私の人生、そして今後の人生を確実に変えた乳がん。
30代後半から、胸の張りや痛みがあったので、ある程度定期的にマンモグラフィーとエコーは受けていました。
記録を見返してみると・・・
・最初の兆候はおそらく2021年2月のマンモグラフィーで石灰化が見られたこと。自治体の乳がん検診だったので、二次検査はエコーでしたが、その時は悪性のものではなく乳腺症でしょう、という診断でした。(今思えばそれがすでに癌だったのでしょうが・・・。)
・1年後の2022年2月にマンモグラフィーを受けて、この時は異常なしという結果でしたが、4ヶ月後の6月末に右胸にしこりを発見。すぐに病院を受診しますが、この時の検査はエコーで、またも乳腺症で心配要らないという診断でした。
・そのまた1年後の2023年3月にマンモグラフィーを受けて、しこりがなくならないので相談したところ、エコーで見たところおそらく良性だろうが、確定診断には細胞診をするしかない、と言われます。まだしこりが小さいから、もう少し大きくなってから細胞診をするのでも良い、とも。でもアメリカに移住する計画もあるし、細胞診するなら渡米前がよいだろうと思い、4月上旬に針生検をお願いしました。
・針生検の結果を聞いたのは4月24日。右胸乳がんでした。
ちなみに、ここまでずっと同じ病院です。
乳腺の専門クリニックではないのですが、マンモグラフィーの読影医が2人いて、基本的にマンモグラフィーの読影は2人が見る方針と聞いていました。
小さなクリニックですが、設備が古いとかそういう事もなく、至って普通の街のクリニックという感じでした。
結果的に私の乳がんはそのクリニックでずっと見逃されてきて、針生検もそこでのアドバイスに従っていたら、しこりが大きくなるまで待ってしまい、結果的に癌が進行してしまった可能性があります。
あの時、医者は特段細胞診を急いでやるべき、という雰囲気ではなかったのですが、それでも色々な事情が重なって針生検をお願いして本当に良かったと思っています。
結果的に、早期の段階で見つかって、手術後の最終的な診断はステージ1の乳がんだったのですから。
そのクリニックと医者を責める気持ちは、今はありません。
過ぎたことはもう仕方ないですし、最終的に手術を含めた治療は乳がん治療で有名な病院にお願いしたのですが、その病院の主治医いわく、「私はすでに乳がんであるというデータを持って見るから、マンモを見てもエコーを見ても乳がんですと言えるが、判断材料が少ない段階では判断が難しいだろう」との事でした。
そうなのか・・・でも、それならマンモグラフィーやエコーって何のためにやるの?とも思いました。
今でも思ってます。
だって、初期ではあるものの、ステージ1なので浸潤がんなのです。(ステージ0が非浸潤がん。)
毎年マンモグラフィーやエコーを受けていても、癌が浸潤する前の判断材料としては不十分なの?と。
なので話が逸れてしまいますが、定期的なマンモグラフィーが早期発見につながるからマンモ受けましょうね、という啓蒙活動にはちょっと疑問を感じます。
さて、話をもどして・・・
告知直後は気が動転していたこともあり、なんだかよく分からないうちに、そのクリニックが連携している近所の中規模病院でのCT、MRI、そして手術のスケジュールを組まれて帰宅したのですが、時間が経って色々と冷静に考えて調べてみると、ちょっと色々と納得できないという思いがふつふつと湧き上がってきました。
・まず、私の癌をずっと見逃してきたクリニックは信用できないし、手術後の経過観察やホルモン治療で通うのも嫌だ。(現在、責める気持ちはないですが、今後患者としてお世話になることはないという気持ちは変わりません。)
・その中規模病院は乳腺外科があるのか?年間の乳がん手術件数は?⇨調べたところ、乳腺外科はあるが週に2日しか外来を受け付けていない。そして昨年度の乳がん手術件数は、どれどれ、7件・・・1年で7回しか乳がんの手術が行われていない?!(ちなみに、乳がん手術件数全国一位のがん研有明病院は年間1,129件、二位の聖路加病院は887件です。参照こちら。)
年間手術件数が多い病院=良い病院なのか、というのは意見が分かれるところだと思います。
実は手術をお願いする病院を決める前に、カリフォルニアのガンセンターで看護師をしている夫の従兄弟にFaceTimeで色々と相談したのです。(あ、ちなみに私の夫はアメリカ人です。家族構成はまたおいおい。)
その時に彼女から言われたのは、治療はBreast Centerがある病院をおすすめする、というものでした。
Breast Centerというのは、単なる乳腺外科というよりも、乳腺外科医や乳がん専門の看護師、ソーシャルワーカーなどが揃っている病院。アメリカだと病院内の診療科で大体「Breast Center」という名前がついているのですぐに分かる。
日本でもあるのかなぁ、と思って調べてみたところ、やはり乳がん治療で有名な病院にはあるんですね。アメリカから来たコンセプトなのだと思いますが。
散々悩んで、色々と相談した結果、Breast Centerがある病院で治療を受けることに決めました。
先に宣言しておくと、この病院を選んで本当に良かったと思っています。
長くなったので、今日はここまで。また続きを書きます。